正直に書いちゃうけど、さほど面白くなかったです。
(あらすじ)
とうとうロシアと開戦した日本。だが、国力の差は圧倒的にロシア側に有利であった。ロシアが本気を出せば、日本なんて消し飛んでしまうはずだったのだが……。
なぜかロシアの大将は愚劣な作戦をし、前線の将軍は勝てる戦から逃げ出し、といったていたらく。その一方で、日本の側も、乃木大将のトンデモな作戦が、味方の軍を疲弊させていた……
(感想)
戦い、戦い、戦い。
ぜんぶ、これ、戦争のお話です。
興味ないので、読み飛ばしてしまいました。
結局日本が勝ったのは、日本側の必死の画策と、ロシア側の国力の衰えという二本立てのおかげだったんですね……。
最近第二次大戦を、評価し直すという映画があったような気がしますが、この本を見る限りでは、評価し直す必要ないような気がします。すごく昭和の軍人に対して、批判的。(笑) ま、戦争は理屈でするものではないということは、よくわかりました。
それと、日本が勝てたのは、ほんとに僥倖だったんだなーと。
アホな上層部がロシアにいてよかった……。