広島歴史散策 (005)
広島歴史散策 アスリア 二〇一五年六月八日
(第05回)
広島 寺 歴史
蒸し暑い日々が続きます! 外に出ると、雨で身体にカビが生えてくるかと思いますよ。
今日は、世界的ゲーム「イングレス」のなかの、三滝寺ミッションがあったので、そのことについてお話しします。
主として本の引用/抜粋と、その感想です。
作家や学者のなかには、引用元を明らかにしないでエッセイを書く人もいらっしゃるようですが、わたしはそういうことは、出来るだけ避けます。情報源に失礼じゃないですか。情報源が間違ってる場合にも、言い訳できるしさ(笑)
というわけで、以下引用。
三滝寺 『郷土史紀行 50』 より抜粋
☆十一月下旬に、年一度の「もみじ祭」が、三滝寺で行われる。
☆右手の石段の上にある多宝院は、県の重要文化財に指定されている。
また、塔内には「木造阿弥陀如来坐像」があり、もみじ祭に開陳される。
☆駒ヶ滝(下段の滝)
多宝院が立つ丘を下り、参道を少し登ると、右手の大きな四体の立像が目に入る。左から、弘法大師(真言宗)、両手を合わせ数珠を掛ける日蓮聖人(日蓮宗)、右手に警策(きょうさく)を持つ道元禅師(曹洞宗)、両手に数珠を掛ける親鸞聖人(浄土真宗)と順に並ぶ。いずれの教祖も若い。真言宗のお寺ながら、他宗の教祖がおられる。境内には、原爆被災者供養碑のほか、有名人の誌、和歌、俳句などの文学碑があり、種々の石仏が配される.
☆境内に三つの滝
・参道の鐘は、現代鐘だという。そのため、余韻は長い。
・このお寺は真言密教である。
・梵音の滝、幽明の滝と、境内に三つの滝があるのが独特。
(引用終わり)
☆感想
初めて三滝寺に行ったのは、いまから十年ぐらい前でしょうか。そのあたりに住んでる人に案内されて、お邪魔しました。
ところが、説明が全くなかったので、参道の鐘は、お寺から帰るときに撞いても意味がないなんて知りませんでした……。
最近、また行く機会があったので、お邪魔したんですが、鐘を撞くタイミングをすっかり忘れていて、またなにもせずに戻ってきました。く、くやしい。
それはまあ、ともかく、真言宗のお寺なのに、他宗の宗祖が彫刻されているなんて、日本人らしいおおらかさだなと思います。平和でステキだ。